学習障害-LD-について📝
こんにちは🌿
モモです🍑
今回は学習障害(LD)についてです。
学習障害(Learning Disability:LD)とは、
全般的な知的発達に遅れがないものの、
「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害のことです。
LDのタイプは読字障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)、算数障害(ディスカリキュリア)に分かれています。
人によって症状の表れ方が異なったり、意識しないと気づかれにくいことも多く診断が難しい障害でもあります。
学習障害は、何らかの脳機能の障害が想定されていますが、脳の部位や原因は特定されていません。
子どものこんな所が気になる…🤔💭
とか、ありませんか??
学習障害は知的な発達に遅れはないにも関わらず、読みや書き、計算などある特定の課題の習得だけが、他に比べてうまくいかない状態を指しています。
目安として、学校での学習到達度に遅れが1~2学年相当あるのが一般的です。
読字障害は、文字が読めないのではなく、文章を読むのが極端に遅く、読み間違えることがよくあります。
書字障害は文字を書いたり文章を綴ったりするのが難しいです。
読字障害があると書字障害も伴いやすいです。
算数障害は計算や推論することが難しいです。
学習障害は、本格的な学習に入る小学生頃まで判断が難しい障害です。
特定の分野でできないことを除けば発達の遅れは見られないため、「がんばればできる」「努力が足りない」「勉強不足」と見過ごされることが多いです。
支援の必要性が認知されにくく、結果的に子の自信の低下につながりやすいので、注意が必要になります。
文字や文章を読むことが苦手な子には、
ひらがな1文字の読みの定着から開始して、徐々に、単語や語句のまとまり、文章を読めるようにしていくことが大切です😌
単語や語句の読み方を聞かせ、その意味を教えること、また、例文などをつくることで、語彙力を高めていくことが大切です。
代替手段としては、周囲の大人が音読することや、コンピューターの読み上げ機能を活用することも有効かもしれません。
書くことが苦手な子には、
読むことも苦手なことが多いので、まずは流暢に読めるようになることが必要です📕
流暢に読めるようになると、ひらがなを書くことが上手になることが多いです。
書くこと自体はなぞり書きから練習し、習得度に合わせながら模写や聴写をおこないます✏️
漢字を書くことが難しいときは、書き順や漢字のへんやつくりに着目を促す方法や、語呂合わせのような句を作って唱えながら書く方法もあり、その子に合わせた方法を選択することが重要だと思います🙌🏻
代替手段としては、コンピューターやタブレットを用いた文章作成を活用することも有効かもしれません💻
計算することが苦手な子は、
たくさんの問題を解くよりも、少ない問題をゆっくりと丁寧に解くようにします☺️
まずは、10の合成・分解を理解できるようになることが大切です!!
分からない問題は答えを教えるだけでなく、道筋までフォローするようにしていくといいかなと思います💓
2022/12/10 子育てママの相談室-カルミア-👶♥️