アスペルガー症候群とは。
こんにちは🌼
モモです🍑
今日はアスペルガー症候群について
少しだけお話いたします🙌🏻
アスペルガー症候群は、自閉症にみられる特徴が類似し共通しています。
自閉症では知的障害や言語発達に遅れを伴うことがありますが、アスペルガー症候群ではそういった事はありません。
知的レベルが正常であり、言葉の発達に遅れはないことから「ちょっと変わった人」程度に認識されることがあります。
アスペルガー症候群の方が社会生活を送る際に困難さを伴う点においては自閉症と相違はなく、治療や支援を行うことはとても大切となってきます!!
アスペルガー症候群と自閉症には重複する部分も多く、近年は「自閉スペクトラム症」として1つの疾患概念に含めて考えられるようになってきています。
アメリカ精神医学会による最新診断マニュアルでは、自閉スペクトラム症に統一されています。
原因は、これまで確実に断定できるものが、特定されておらず、何らかの先天的な脳の機能異常により引き起こされていると考えられています。
また、遺伝的な異常が関与することも可能性的にありますが、アスペルガー症候群の発症を引き起こす原因遺伝子は完全には特定されておりません。
これらの要素が影響して、感情や認知、行動に関与する脳の形成に異常が生じることが推定されています。
また、アスペルガー症候群は
親の育て方、愛情不足などは原因とされていません。
社会的コミュニケーションの障害
興味や活動の偏り
知的障害や言語発達の遅れがないことで自閉症と区別されます。
社会的コミュニケーションでは、
場や年齢にそぐわない言葉づかいをしたり、
年齢相応の羞恥心や常識についての理解が乏しいこともあります。
オブラートに包んだ表現をすることも苦手です。
本人に悪気があるわけではなく、思ったことを正直にいう傾向があります。
興味や活動の偏りについては、
バスのルートや時刻表を詳細まで記憶していることがあります。
こうした情報は、アスペルガー症候群の方にとってはとても興味深いものであるため、他人と情報を共有しようとしますし、話題を変えることを嫌がることもあります。
その結果、友人関係において、「話題が面白くない」「会話がつまらない」などの評価を受けてしまいがちです。
治療法や、支援などについては、
本人だけでなく、周囲の方たちがその症状の特徴を理解することがとても大切です。
特性の理解を深めることで、そのお子さんにあった対応方法をスムーズに行うことができます。
アスペルガー症候群を抱えるお子さん自身も、親御さんや周囲の方に理解してもらっていると少しずつでも分かることで、安心して社会への順応に挑むことができます。
社会に出ると、学校生活とは異なった視点からの対応も必要になります。
対人関係も複雑になり、就職に苦労することもあります。
支援者との継続的なつながりのなかで、アスペルガー症候群に伴う特性を配慮した就労支援と、就労に必要なスキルを身につけることが大切です。
少し長くなりましたが
他にも個々で特徴が違ったりするため
そのお子さんに合った方法で
フォローしていけるといいなと思っています🌼💕
2022/12/20 子育てママの相談室-カルミア-👶🏻♥️