過保護と過干渉の違いは何か?
こんばんは😊
モモです🍑
今日は曇っていて💭
少し肌寒い感じがしました💦
本日は「過保護」と「過干渉」の違いについて
お話をしたいと思います😊
よく混同されがちですが、大きな違いがあります。
過保護とは?
親が子どもを過剰に保護すること。
親が子どもを過剰に保護することを指してしまうと、「子どもを甘やかしてるだけ」と指摘されることもあるかもしれませんが、過保護は決して悪いことではありません。
親が欲求に応えてあげることで
子どもは「自分の願いを叶えてくれた」と満足し、自然と自立への道を進んでいきます。
過干渉とは?
親の理想や期待を子どもに押しつけること。
親の願望を子どもに無理に押しつけたり
子どもの人生をコントロールしたりするのが
「過干渉」です。
子どもが望んでいないことについて
過干渉な親は自分の価値観を基準にしてしまい
「やってあげなければ」と思い込んでしまう特徴があります。
親は自分が過干渉なことに気づきにくいのです。
また、「子どもの過ちが評価に影響する」という不安を抱いている親も多くいます。
子どものためではなく自分のためという思いも裏側にはあったりします。
過干渉の親に育てられた子供は
どんな影響が出るのか??
① 「いい子症候群」➡️「アダルトチルドレン」
過干渉気味に育てられた子どもは、他人の顔色ばかりうかがって自分が何をしたいかわからない『いい子症候群』になることがあります。
さらに、いい子症候群の子どもは、
大人になったときに「アダルトチルドレン」と呼ばれるようになります。
子ども時代に自分らしくさせてもらえない体験を重ねることで、生きづらさを抱えた大人、アダルトチルドレンになってしまうのです💦
② アイデンティティが確立できず無力感におそわれてしまう。
コントロールしたがる親に育てられた子は、成人後も自分が何者であるのかというアイデンティティがぼやけたままとなります。
自分と親は独立した異なる人間であることを実感しにくいからであると、米国のセラピストであるスーザン・フォワード氏は説いています。
そのため、自分が望んでいると思っていることが本当に自分の望むことなのか、それとも親が望むことなのかよくわからない状態が起こります。
そして、無力感におそわれてしまうのです。
③ 打たれ弱く失敗を恐れるようになる。
過干渉な親に育てられた子の特徴として
失敗に対する耐性が弱く、一度の失敗で心に大きな傷を負ってしまうことがあると言われています。
親に干渉されすぎると他の人からの評価に過敏に反応してしまい、ほめられることばかりをして、叱られるようなことをしない子になってしまいます。
どうしたらほめられるか?ばかりを優先すると
何かに挑戦して失敗することを極端に避けるようになってしまいます。
④ 親に対して激しく反抗するようになる。
ずっと自分を支配してきた親に対して
「悲しませることで復讐する」という
複雑で根が深い問題に発展することもあります。
「親に対してものすごく反発して非行に走るようなケースもある」と言われています。
自分が何をどうしたいのかということがわからないため、「私はこうしたい」という意志をはっきりと伝えることが出来ず、怒りや悲しみの感情が親への激しい反抗に繋がってしまいます。
⑤ ほかの人間をコントロールしたがるようになる。
コントロールしたがる親に育てられた子は
小さなときから押さえつけられてきた
フラストレーションと怒りが心の奥にたまっていきます。
また、友だちや周囲の人間との距離感をうまくつかむことができず、人間関係でのトラブルを起こしがちになります。
親の過干渉な言動は、子どもに「親は自分を信頼していない」と感じさせてしまいます。
その結果、子ども自身も他の人も信用することが出来ず、信頼できなくなってしまいます。
どうでしたか??
「過保護」と「過干渉」の違い。
少しはご理解、頂けましたでしょうか??
子供のために。
子供が生きやすい環境で過ごしていけるように。
私も努力していきたいと思います♥️
次回、過干渉チェックリスト10を載せます🌼*・
ご興味ある方は是非ご覧ください🧡
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